5-2-3-1図は,入所受刑者人員のうち,再入者の人員及び再入者率(入所受刑者人員に占める再入者の人員の比率をいう。以下同じ。)の推移(最近20年間)を総数・女性別に見たものである(覚醒剤取締法違反の再入者の人員及び再入者率の推移については,7-4-3-5図参照)。再入者の人員は,平成11年から毎年増加した後,18年をピークにその後は減少傾向にあり,令和元年は1万187人(前年比6.6%減)であった。再入者率は,平成16年から28年まで毎年上昇し続け,その後おおむね横ばいで推移していたが,令和元年は58.3%(同1.3pt低下)であった(CD-ROM参照)。
女性について見ると,再入者の人員は,平成11年以降増加傾向にあったが,26年(996人)をピークにその後は減少し,令和元年は856人(前年比12人減)であった(CD-ROM参照)。元年における再入者率は,49.8%であり,男性と比べると低い(罪名別・男女別の再入者人員については,CD-ROM資料5-1参照)。
なお,覚醒剤取締法違反の再入者については,第7編第4章第3節3項(1)参照。
5-2-3-2図は,令和元年における入所受刑者の入所度数別構成比を総数・男女別に見たものである(罪名別・入所度数別の入所受刑者の人員については,CD-ROM資料5-2参照)。
5-2-3-3図は,令和元年における入所受刑者の保護処分歴別構成比を初入者・再入者別に見るとともに,これを年齢層別に見たものである(覚醒剤取締法違反の入所受刑者の保護処分歴別構成比については,7-4-3-9図参照)。
5-2-3-4図は,令和元年における入所受刑者の就労状況別構成比を男女別に見るとともに,これを初入者・再入者別に見たものである(覚醒剤取締法違反の入所受刑者の就労状況別構成比については,7-4-1-29図参照)。
5-2-3-5図は,令和元年における入所受刑者の居住状況別構成比を男女別に見るとともに,これを初入者・再入者別に見たものである(覚醒剤取締法違反の入所受刑者の居住状況別構成比については,7-4-1-28図参照)。