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令和2年版 犯罪白書 第1編/第1章/第2節/1

1 窃盗

令和元年における窃盗の認知件数の手口別構成比は,1-1-2-2図のとおりである(手口別の認知件数については,CD-ROM参照)。

1-1-2-2図 窃盗 認知件数の手口別構成比
1-1-2-2図 窃盗 認知件数の手口別構成比
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認知件数の推移(最近30年間)を態様別に見ると,1-1-2-3図<1>のとおりであり,手口別に見ると, 1-1-2-3図<2>のとおりである。なお,令和元年においては,特殊詐欺(本節3項(4)参照)に関係する手口である払出盗及び職権盗の認知件数が前年より大きく増加し,払出盗については5,938件(前年比52.0%増),職権盗については3,714件(同189.9%増)であった(警察庁の統計による。)。

1-1-2-3図 窃盗 認知件数の推移(態様別,手口別)
1-1-2-3図 窃盗 認知件数の推移(態様別,手口別)
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令和元年における窃盗の検挙件数の手口別構成比は,1-1-2-4図のとおりである(手口別の検挙件数については,CD-ROM参照)。

1-1-2-4図 窃盗 検挙件数の手口別構成比
1-1-2-4図 窃盗 検挙件数の手口別構成比
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令和元年の窃盗の検挙率を態様・手口別で見ると,侵入窃盗(64.1%),非侵入窃盗(44.0%),乗り物盗(9.2%)の順であったが,非侵入窃盗のうち万引きは,70.2%であった(警察庁の統計による。)。