7-4-3-1図は,覚醒剤取締法違反(覚醒剤に係る麻薬特例法違反を含む。以下(1)において同じ。)の成人検挙人員(警察が検挙した者に限る。)のうち,同一罪名再犯者(前に覚醒剤取締法違反で検挙されたことがあり,再び同法違反で検挙された者をいう。以下(1)において同じ。)の人員及び同一罪名再犯者率(同法違反の成人検挙人員に占める同一罪名再犯者の人員の比率をいう。以下(1)において同じ。)の推移(最近20年間)を見たものである。同一罪名再犯者率は,近年上昇傾向にあり,令和元年は,前年比で0.3pt上昇した66.9%であり,平成12年(52.4%)と比べて14.5pt上昇した。
7-4-3-2図は,大麻取締法違反(大麻に係る麻薬特例法違反を含む。以下(2)において同じ。)の成人検挙人員(警察が検挙した者に限る。)のうち,同一罪名再犯者(前に大麻取締法違反で検挙されたことがあり,再び同法違反で検挙された者をいう。以下(2)において同じ。)の人員及び同一罪名再犯者率(同法違反の成人検挙人員に占める同一罪名再犯者の人員の比率をいう。以下(2)において同じ。)の推移(最近20年間)を見たものである。同一罪名再犯者率は,平成16年(10.0%)を底として,翌年から上昇傾向に転じ,27年以降はおおむね横ばい状態で推移しており,令和元年は,前年比で1.2pt低下した24.4%であった。