4-9-4-2図 外国人の少年院入院者の人員の推移
外国人の少年院入院者の人員の推移（最近20年間）を見ると，4-9-4-2図のとおりである。
少年院では，日本人と異なる処遇上の配慮を要する外国人少年を，社会適応課程Ⅲ（A3）又は社会適応課程Ⅴ（A5）に編入し，日本の文化，生活習慣等の理解を深めるとともに，健全な社会人として必要な意識，態度を養うための各種指導を行っている（3-2-4-9表参照）。
平成28年における外国人の保護観察処分少年（交通短期保護観察の対象者を除く。）及び少年院仮退院者の保護観察開始人員は，236人であった。その内訳は，保護観察処分少年173人，少年院仮退院者63人であった（CD-ROM資料4-13参照）。
平成28年末現在，外国人少年（永住者及び特別永住者を除く。）の保護観察係属人員は，保護観察処分少年132人，少年院仮退院者47人であった（法務省保護局の資料による。）。