4-9-4-1図は,検察庁における外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員(過失運転致死傷等及び道交違反を除く。以下この項において同じ。)の推移(最近20年間)を来日外国人少年とその他の外国人少年の別に見たものである。
平成28年における来日外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員を国籍等別に見ると,中国133人(20.0%),フィリピン125人(18.8%),ブラジル120人(18.0%),ベトナム98人(14.7%)の順であった。また,罪名別に見ると,窃盗314人(47.1%),傷害84人(12.6%),横領(遺失物等横領を含む。)66人(9.9%)の順であった(検察統計年報による。)。