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平成29年版 犯罪白書 第4編/第10章/第1節

第10章 精神障害のある者による犯罪等
第1節 犯罪の動向

4-10-1-1表は,平成28年における精神障害者等(精神障害者及び精神障害の疑いのある者をいう。以下この節において同じ。)による刑法犯の検挙人員を罪名別に見たものである。罪名別の検挙人員は,窃盗が最も多く,次いで,傷害・暴行であった。窃盗は,精神障害者等の検挙人員4,084人の約3分の1を占めている。また,同年における刑法犯の検挙人員のうち,精神障害者等の比率は,1.8%であったが,罪名別で見ると,放火(20.3%)及び殺人(14.8%)において高かった。

4-10-1-1表 精神障害者等による刑法犯 検挙人員(罪名別)
4-10-1-1表 精神障害者等による刑法犯 検挙人員(罪名別)
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