組織的犯罪処罰法違反の検察庁新規受理人員及び通常第一審における没収・追徴金額の推移(最近10年間)は,4-3-1-1図のとおりである。平成28年の没収・追徴金額は,約20億5,500万円であった。
平成28年における組織的犯罪処罰法違反の検察庁新規受理人員のうち,暴力団関係者(集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の構成員及びこれに準ずる者をいう。)は43人(10.1%)であった(検察統計年報及び法務省大臣官房司法法制部の資料による。)。
なお,組織的犯罪処罰法の改正については,第2編第1章7項(2)参照。