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平成29年版 犯罪白書 第1編/第1章/第1節/2

2 検挙人員

刑法犯の検挙人員は,平成13年から増加し続け,16年に38万9,297人を記録した後,17年から減少に転じ,25年からは毎年戦後最少を記録しており,28年は22万6,376人(前年比1万2,979人(5.4%)減)であった(1-1-1-1図CD-ROM参照)。

平成28年における刑法犯の検挙人員の罪名別構成比は,1-1-1-4図のとおりであり,窃盗が51.0%と最も高く,次いで,暴行(11.4%),傷害(9.7%)の順であった(罪名別の検挙人員については,1-1-1-2表参照)。

1-1-1-4図 刑法犯 検挙人員の罪名別構成比
1-1-1-4図 刑法犯 検挙人員の罪名別構成比
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刑法犯について,検挙人員の年齢層別構成比の推移(最近20年間)を見ると,1-1-1-5図のとおりである(男女別の年齢層別検挙人員の推移については,CD-ROM参照)。65歳以上の者の構成比は,平成9年には4.1%(1万2,818人)であったが,28年は20.8%(4万6,977人)を占めており,高齢化が進んでいる(CD-ROM参照。なお,高齢者犯罪の動向については,第4編第8章第1節参照)。

1-1-1-5図 刑法犯 検挙人員の年齢層別構成比の推移
1-1-1-5図 刑法犯 検挙人員の年齢層別構成比の推移
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平成28年における刑法犯の検挙人員を罪名別に見るとともに,これを男女別に見ると,1-1-1-6表のとおりである。男女共に,窃盗による検挙人員が最も多い(なお,女性犯罪の動向については,第4編第7章第1節参照)。

1-1-1-6表 刑法犯 検挙人員(罪名別,男女別)
1-1-1-6表 刑法犯 検挙人員(罪名別,男女別)
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