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 平成12年版 犯罪白書 第7編/第6章/第2節/3 

3 調査対象者の処分歴等

 VII-31表は,調査対象者の保護処分歴及び刑事処分歴等を年齢層別に見たものである。

VII-31表 調査対象者の処分歴(年齢層別)

 保護観察処分歴を有する者は,調査対象者全体の約4割であるが,20歳代前半では半数を超えている。また,少年院送致歴を有する者は,全体では約2割であるが,20歳代前半では3割を超えている。
 一方,刑事処分歴を有する者の比率については,年齢層が高くなるにつれて高くなっている。最も高い年齢層である40歳以上の者について見ると,罰金(一般)が約7割,罰金(交通)が約5割,保護観察の付かない執行猶予も半数近くに上っている。また,実刑歴を有する者は,調査対象者総数では1割台(14.2%)にとどまっているが,40歳以上では4割を超えている。なお,平成11年に保護観察を終了した保護観察付き執行猶予者全体では,少年院送致歴を有する者は14.0%,実刑歴を有する者は10.6%となっており(保護統計年報による。),調査対象者では,これらの処分歴を有する者の比率がやや高くなっている。
 VII-32表は,調査対象者の薬物使用歴を見たものである。6割近くの者が何らかの薬物使用歴を有しており,平成11年に保護観察を終了した保護観察付き執行猶予者全体では薬物等使用歴のある者が30.9%である(保護統計年報による。)のと比較すると,使用歴のある者がかなり高率となっている。

VII-32表 調査対象者の薬物使用歴

 VII-33表は,調査対象者の暴走族加入歴を年齢層別に見たものである。

VII-33表 調査対象者の暴走族加入歴(年齢層別)

 暴走族加入歴を有する者は調査対象者全体の約17%で,不明の者が約2割となっている。また,20歳代前半の者に限ると,加入歴のある者が約3割を占めている。