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法務総合研究所では,服役の原因となった犯罪を行った時点で暴力団に所属していた受刑者(以下,本章において「暴力団関係受刑者」という。)の行動傾向等並びに矯正施設における信書の発受,面会及び暴力団離脱指導の実情に加えて,暴力団への帰属意識,暴力団離脱の意思,暴力団を離脱しなかった理由に関する意識等を明らかにするため,全国の刑務所のうち,収容区分としてB級(JB,YB及びLB級を含む。第2編第4章第3節参照。)の指定がある41の施設(以下「B級受刑者処遇施設」という。)の協力を得て,特別調査を実施した。本章では,その分析結果を紹介する。
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