覚醒剤取締法違反の入所受刑者人員の推移(最近20年間)は、4-2-3-2図のとおりである。令和4年における同法違反の入所受刑者人員は、3,266人(前年比805人減)であり、そのうち一部執行猶予受刑者は627人(同295人減)であった(CD-ROM参照)。
令和4年における覚醒剤取締法違反の入所受刑者の年齢層別構成比を男女別に見ると、4-2-3-3図のとおりである。
覚醒剤取締法違反の入所受刑者人員の推移(最近20年間)を男女別に見るとともに、これを入所度数別に見ると、4-2-3-4図のとおりである。令和4年の男性の入所受刑者は、2,844人(前年比686人減)であり、3度以上の者が61.3%を占め、同年の女性の入所受刑者は、422人(同119人減)であり、3度以上の者が40.5%を占めた。男性は、入所受刑者全体のうち入所度数が3度以上の者の割合が一貫して最も高いのに対し、女性は、3年までは初入者の割合が一貫して最も高かったが、4年は3度以上の者の割合が最も高かった(CD-ROM参照)。
なお、覚醒剤取締法違反の出所受刑者の出所事由別5年以内再入率については5-3-8図<8>を、2年以内再入率の推移については5-3-10図<3>をそれぞれ参照。