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令和4年版 犯罪白書 第8編/第4章/第1節/1

1 調査の対象者

今回の生活意識と価値観の調査対象者は、以下のとおりであり、8-4-1-1表は、調査対象者の属性等を示したものである。

(1)刑事施設入所者

令和3年1月1日から同月29日までの間に全国の拘置所(一部の拘置支所を含む。)において刑が確定し、新たに刑執行開始時調査を実施した者(処遇施設を確定するに足りる処遇指標を仮に判定するために必要な調査を行い、処遇施設へ移送する対象となった者を含む。)857人のうち、調査協力に同意した者595人(回収率69.4%)とした。性別は、男性539人、女性49人、不詳(性別に関する質問に対する選択肢は「男」、「女」及び「答えたくない」であり、「答えたくない」と回答した者及び同質問に無回答であった者を「不詳」とした。性別についての「不詳」につき、以下この章において同じ。)7人であり、平均年齢(不詳の者を除く。)は、全体44.7歳、男性44.5歳、女性46.6歳であった。

(2)保護観察対象者

令和3年1月1日から同月29日までの間に、全国の保護観察所において、新たに保護観察を開始した者1,437人(保護観察処分少年(交通短期保護観察を含む。)、少年院仮退院者、仮釈放者及び保護観察付全部・一部執行猶予者)のうち、調査協力に同意した者640人(回収率44.5%)とした。調査時年齢が20歳以上の者は388人であったところ、その性別は、男性335人、女性49人、不詳4人であり、平均年齢(不詳の者を除く。)は、全体43.2歳、男性42.9歳、女性45.4歳であった。また、調査時、年齢が20歳未満の者は252人であったところ、その性別は、男子209人、女子39人、不詳4人であり、平均年齢(不詳の者を除く。)は、全体17.9歳、男子17.8歳、女子18.0歳であった。

(3)少年鑑別所入所者

令和3年1月1日から同月29日までの間に、全国の少年鑑別所に観護措置により入所した少年(観護令状により入所し、同期間に事件が家庭裁判所に受理された者を含む。)219人のうち、調査協力に同意した者184人(回収率84.0%)とした。性別は、男子164人、女子16人、不詳4人であり、平均年齢(不詳の者を除く。)は、全体17.2歳、男子17.3歳、女子16.4歳であった。

8-4-1-1表 調査対象者の属性等
8-4-1-1表 調査対象者の属性等
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