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令和4年版 犯罪白書 第8編/第2章/4

4 学校生活の変化

8-2-6図は、進学率の推移(平成元年以降)を高等学校等及び大学・短期大学別に見たものである。いずれも上昇傾向が見られ、特に、大学・短期大学への進学率は、同年には36.3%であったところ、令和3年には、調査開始以来最高となる58.9%に達した。

8-2-6図 進学率の推移(高等学校等、大学・短期大学別)
8-2-6図 進学率の推移(高等学校等、大学・短期大学別)
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高等学校における中途退学者数及び中途退学率の推移(平成元年度以降)を見ると、8-2-7図のとおりである。いずれも、10年度代前半以降、減少・低下傾向にあり、令和2年度の中途退学率は、調査開始以来最も低い1.1%であった。

8-2-7図 高等学校 中途退学者数及び中途退学率の推移
8-2-7図 高等学校 中途退学者数及び中途退学率の推移
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小学校、中学校及び高等学校における不登校の人員並びに暴力行為及びいじめの件数の推移(それぞれ平成3年度、9年度、18年度以降)を見ると、8-2-8図のとおりである。不登校の人員は、近年、小学校において顕著に増加しており、令和2年度(6万3,350人)は、平成23年度の約2.8倍であった。中学校における不登校の人員も、増加傾向が見られ、令和2年度(13万2,777人)は平成23年度の約1.4倍であったが、高等学校における不登校の人員は減少傾向が見られる。暴力行為及びいじめの件数は、小学校においていずれも急激な増加傾向が見られ、令和2年度は、暴力行為の件数(4万1,056件)が平成23年度の約5.7倍、いじめの件数(42万897件)が約12.7倍であった。中学校及び高等学校における暴力行為の件数は、減少傾向が見られる。

8-2-8図 不登校・暴力行為・いじめの推移
8-2-8図 不登校・暴力行為・いじめの推移
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