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令和2年版 犯罪白書 第7編/第2章/第5節

第5節 危険ドラッグ

危険ドラッグ本編第4章第1節1項(1)ア(エ)参照)は,「合法ハーブ」,「お香」,「バスソルト」等と称して販売されているが,本章第1節から第4節までに記載された薬物(以下この節において「覚醒剤等」という。)や,覚醒剤等に化学構造を似せて作られ,覚醒剤等と同様の薬理作用を有するものが含有されている。精神・身体に与える影響が十分分かっていない危険ドラッグも多く,摂取により死亡した事例や,摂取後に交通事故を起こした事例等が報告されている。