不法残留等の入管法違反者に対しては，我が国から退去させる退去強制手続（平成16年12月2日以降は出国命令手続を含む。以下この項において同じ。）が執られることになる。令和元年に入管法違反により退去強制手続が執られた外国人は，1万9,386人（前年比19.2％増）であった。これを違反事由別に見ると，不法残留が1万7,627人（90.9％）と最も多く，次いで，刑罰法令違反448人（2.3％），不法入国349人（1.8％）の順であった（出入国在留管理庁の資料による。）。