4-5-2-1図は,平成26年の一般刑法犯の起訴猶予率を罪名別に見るとともに,これを年齢層別に見たものである。高齢者の起訴猶予率は,一般刑法犯全体で65歳未満の年齢層よりも高く,窃盗において特にその差が大きい。
なお,高齢犯罪者に対する福祉的支援については,本編第6章第2節1項参照。