平成25年における特別法犯の主な統計データは,次のとおりである。
検察庁新規受理人員 | (構成比) | (前年比) | |
<1> 道路交通法違反 | 356,486人 | (79.2%) | (−35,949人,−9.2%) |
<2> 覚せい剤取締法違反 | 17,781人 | (3.9%) | (−1,227人,−6.5%) |
<3> 軽犯罪法違反 | 8,382人 | (1.9%) | (−2,005人,−19.3%) |
<4> 廃棄物処理法違反 | 6,959人 | (1.5%) | (−577人,−7.7%) |
<5> 銃刀法違反 | 5,225人 | (1.2%) | (−443人,−7.8%) |
<6> 入管法違反 | 4,141人 | (0.9%) | (+1,019人,+32.6%) |
<7> 自動車損害賠償保障法違反 | 4,061人 | (0.9%) | (−351人,−8.0%) |
<8> 風営適正化法違反 | 3,541人 | (0.8%) | (−156人,−4.2%) |
<9> 保管場所法違反 | 3,450人 | (0.8%) | (−115人,−3.2%) |
<10> 大麻取締法違反 | 2,581人 | (0.6%) | (+39人,+1.5%) |
その他 | 37,783人 | (8.4%) | |
総数 | 450,390人 | (100.0%) | (−40,888人,−8.3%) |
【平成6年 総数】 | 【平成6年比】 | ||
1,182,694人 | [−732,304人,−61.9%] |
注 検察統計年報による。
特別法犯の検察庁新規受理人員の推移(昭和24年以降)は,1-2-1-1図のとおりである(各罪名別の人員については,CD-ROM資料1-4参照)。その人員は,特別法犯全体では,昭和43年に交通反則通告制度が施行されたことにより大幅に減少した後,50年代は200万人台で推移していたが,62年に同制度の適用範囲が拡大された結果,再び大幅に減少し,その後は減少傾向にある。他方,道交違反を除く特別法犯では,平成13年から増加していたが,20年からはおおむね減少傾向となり,25年は前年比で5.1%減少した。