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平成25年版 犯罪白書 第6編/第6章/第3節/1

第3節 覚せい剤事犯者
1 覚せい剤事犯者の特徴

最近5年間の女子入所受刑者においては,年齢層が下がるほど,覚せい剤事犯者の占める割合が高くなる。29歳以下の若年者層では,その半数以上を覚せい剤事犯者が占め(6-4-1-4図参照),その教育程度や婚姻状況を見ると,高校中退者の比率が高く(6-4-1-6図<2>参照),また若年であるが故に当然ながら未婚率が高い(6-4-1-7図<2>参照)。

女子の少年では,覚せい剤事犯者は減少傾向にある(6-2-2-2図及び6-4-2-1図参照)が,女子少年院入院者に占める覚せい剤事犯者の比率は,平成24年でもなお2割弱と高い割合である。