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3 退去強制

不法残留等の入管法違反者に対しては,我が国から退去させる退去強制手続(出国命令手続を含む。以下この項において同じ。)が執られることになる。平成22年に入管法違反により退去強制手続が執られた外国人は,2万4,213人(前年比25.9%減)であった。これを違反事由別に見ると,不法残留が1万8,578人(76.7%)と最も多く,次いで,不法入国3,867人(16.0%),資格外活動751人(3.1%)の順であり,対象者の国籍等別では,中国(30.1%),フィリピン(20.9%),韓国(13.3%)の順であった(法務省入国管理局の資料による。)。