検挙率は,かつて刑法犯全体で70%前後で推移していたが,昭和63年から低下傾向が見られ,認知件数の急増に検挙が追い付かずに更に低下し,平成13年には,刑法犯全体で38.8%,一般刑法犯で19.8%と戦後最低を記録した。しかしながら,14年から上昇に転じ,18年以降は,横ばい(刑法犯全体では50.9〜52.1%)で推移し,22年は,刑法犯全体で52.1%(前年比0.3pt上昇),一般刑法犯で31.4%(同0.6pt低下)であった(1-1-1-1図参照)。