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第1編 犯罪の動向
第1章 刑法犯
第1節 主な統計データ

平成22年における刑法犯の主な統計データは,次のとおりである。

平成22年の主な統計データ(刑法犯)

<1> 認知件数

  (前年比)[平成3年比]
刑法犯2,271,309件(−128,393件, −5.4%)[−0.6%]
うち一般刑法犯1,586,189件(−117,180件, −6.9%)[−7.1%]
うち窃盗を除く一般刑法犯372,747件(−31,328件, −7.8%)[+83.1%]
うち自動車運転過失致死傷等685,120件(−11,213件, −1.6%)[+18.8%]

<2> 検挙件数

  (前年比)[平成3年比]
刑法犯1,182,809件(−58,548件, −4.7%)[−3.9%]
うち一般刑法犯497,689件(−47,335件, −8.7%)[−24.0%]
うち窃盗を除く一般刑法犯169,903件(−13,152件, −7.2%)[+5.8%]

<3> 検挙人員

  (前年比)[平成3年比]
刑法犯1,023,537人(−28,301人, −2.7%)[+13.8%]
うち一般刑法犯322,956人(−10,249人, −3.1%)[+9.0%]
うち窃盗を除く一般刑法犯147,742人(−9,640人, −6.1%)[+17.1%]
うち自動車運転過失致死傷等700,581人(−18,052人, −2.5%)[+16.2%]

<4> 発生率

  (前年比)[平成3年比]
刑法犯1,773.7(−108.3pt)[−67.1pt]
一般刑法犯1,238.7(−97.2pt)[−137.5pt]
窃盗を除く一般刑法犯291.1(−25.8pt)[+127.0pt]
自動車運転過失致死傷等535.0(−11.1pt)[+70.5pt]

<5> 検挙率

  (前年比)[平成3年比]
刑法犯52.1%(+0.3pt)[−1.8pt]
一般刑法犯31.4%(−0.6pt)[−6.9pt]
窃盗を除く一般刑法犯45.6%(+0.3pt)[−33.3pt]

注 1 警察庁の統計及び総務省統計局の人口資料による。

 2 自動車運転過失致死傷等については,検挙件数を認知件数として計上している。


刑法犯の認知件数検挙人員及び検挙率の推移(昭和21年以降)は,1-1-1-1図のとおりである(CD-ROM資料1-1参照)。


1-1-1-1図 刑法犯 認知件数・検挙人員・検挙率の推移
1-1-1-1図 刑法犯 認知件数・検挙人員・検挙率の推移