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3 矯正 平成20年における外国人の入所受刑者は,1,502人(前年比20.4%減)であった(矯正統計年報による。)。外国人受刑者のうち,日本人と異なる処遇を必要とする者は,F指標受刑者として,その文化及び生活習慣等に応じた処遇を行っている。 F指標入所受刑者人員の推移(最近20年間)は,3-1-3-5図のとおりである。 その人員は,平成10年に急増した後,増加を続け,16年には1,690人となったが,17年から毎年減少し続け,20年は,928人であった。 3-1-3-5図 F 指標入所受刑者人員の推移 平成20年におけるF指標入所受刑者を国籍等別に見ると,中国288人,イラン118人,ブラジル114人,韓国・朝鮮85人,ベトナム74人の順であった(CD-ROM資料3-5参照)。また,罪名別に見ると,窃盗が304人と最も多く,次いで,入管法違反160人,覚せい剤取締法違反159人,強盗59人,麻薬取締法違反36人の順であった(矯正統計年報による。)。平成20年12月31日現在,F指標受刑者の収容人員は,3,233人(男子2,947人,女子286人)であり,前年同日比で,386人(10.7%)減少している(矯正統計年報による。)。 |