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 平成20年版 犯罪白書 第4編/第1章/第2節/3 

3 交通犯罪

(1)一般的動向
 少年の道路交通法違反取締件数の推移(昭和46年以降)は,4-1-2-2図のとおりである。

4-1-2-2図 少年の道路交通法違反取締件数の推移

 少年の道路交通法違反取締件数は,昭和60年をピークとして,その後は減少傾向にあり,平成19年は37万1,572件であった。このうち,非反則事件の件数は,交通反則通告制度の適用範囲が拡大された昭和62年に大幅に減少し,以後も減少傾向が続いている。
 平成19年における少年の非反則事件を違反態様別に見ると,無免許運転が1万3,391件(32.3%)と最も多く,次いで,速度超過1万974件(26.5%),定員外乗車2,229件(5.4%)の順であり,無免許運転の比率が成人(6.2%)と比較して高い(警察庁交通局の資料による。)。
(2)暴走族
 暴走族の構成員数及びグループ数の推移(最近10年間)は,4-1-2-3図のとおりである。構成員数及び少年数は共に減少傾向にあり,グループ数も平成15年以降減少している。

4-1-2-3図 暴走族の構成員数・グループ数の推移