前の項目 次の項目 目次 図表目次 年版選択 | |
|
1 送致人員の推移 少年特別法犯送致人員の総数は,昭和38年(1万8,967人)と58年(3万9,062人)をピークとする大きな波が見られた後,減少傾向を示しているが,平成19年は前年と比べて16.6%増加した。 罪名別に見ると,昭和30年代から40年代の前半までは,銃刀法違反が多く,40年代の後半からは,薬物犯罪(覚せい剤取締法違反,麻薬取締法違反,大麻取締法違反,あへん法違反及び毒劇法違反をいう。以下,本節において同じ。)が大きな比率を占めていたが,近年は低下傾向にある。平成19年は,12年以降増加傾向にあった軽犯罪法違反が2,673人と急増(前年比64.4%増)しており,前年に引き続き,少年特別法犯の中で最も大きな比率(42.2%)を占めている。 4-1-2-1図 少年特別法犯の送致人員の推移 |