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 平成19年版 犯罪白書 第5編/第1章/第2節 

第2節 生命・身体の被害

 生命・身体に被害をもたらした一般刑法犯の被害者数及び被害者発生率(人口10万人当たりの被害者数の比率をいう。)の推移(最近10年間)は,5-1-2-1表のとおりである。
 10年間の推移を見ると,死傷者総数は平成16年まで増加傾向にあったところ,17年に引き続き,18年も減少した。死傷者総数の多くは軽傷者数であり,その比率も9年の86.5%から18年の90.0%へ上昇している。死傷者中に女子が占める比率は,死亡者では9年の35.6%から18年の40.7%へ,重傷者では9年の19.4%から18年の27.6%へ,軽傷者では9年の21.8%から18年の30.3%へと,それぞれ上昇している。

5-1-2-1表 生命・身体に被害をもたらした一般刑法犯の被害者数・被害者発生率