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 平成19年版 犯罪白書 第4編/第1章/第5節/2 

2 校内暴力

 校内暴力事件の事件数及び検挙・補導人員について見ると,事件数は昭和58年(2,125件)を,検挙・補導人員は56年(1万468人)を,それぞれピークとして減少に転じ,近年では,事件数は500〜1,000件台,人員は1,000〜1,500人台で推移した。しかし,平成15年以降はいずれも再び増加傾向にあり,18年は,事件数が1,100件(前年比3.8%増),人員が1,455人(同5.1%増)であった。検挙・補導人員の中では,いずれの年も中学生が圧倒的に多い。18年は中学生が1,338人(92.0%),次いで高校生が90人(6.2%),小学生が27人(1.9%)の順であった(警察庁生活安全局の資料による。)。