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 平成19年版 犯罪白書 第1編/第3章/第2節/3 

3 金融犯罪

 出資法及び貸金業規制法の各違反の検察庁新規受理人員の推移(最近10年間)は,1-3-2-6図のとおりである。
 貸金業規制法違反は,最近10年間では,平成15年をピークとして減少傾向にあるが,出資法違反は,18年は前年よりも若干増加した。

1-3-2-6図 出資法違反・貸金業規制法違反の検察庁新規受理人員の推移

 出資法及び貸金業規制法の各違反の起訴・不起訴人員等(最近5年間)は,1-3-2-7表のとおりである。
 平成18年における起訴人員の内訳を見ると,出資法違反で540人が公判請求,145人が略式命令請求,貸金業規制法違反で188人が公判請求,102人が略式命令請求であった(検察統計年報による。)。

1-3-2-7表 出資法違反・貸金業規制法違反の起訴・不起訴人員