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 平成12年版 犯罪白書 第7編/第5章/第3節 

第3節 服役後の信書の発受及び面会

 VII-11表は,刑の執行を開始した後の一か月当たりの信書の発受及び面会の状況を,暴力団への所属の有無別に示したものである。

VII-11表 信書の発受状況・面会状況(1か月当たり)

 信書の発信,受信又は面会が1か月平均で1回以上ある者の比率は,暴力団関係受刑者では,それぞれ61.4%,56.3%,20.8%,それ以外の受刑者の場合では,それぞれ37.7%,30.0%,9.3%と,いずれも暴力団関係受刑者の方が高くなっている。服役期間中に信書の発受が全くない者の比率は,暴力団関係受刑者では,それぞれ8.1%,10.4%と,それ以外の受刑者(24.4%,27.6%)より低くなっており,同様に,面会が全くない者の比率も,暴力団関係受刑者では25.2%と,それ以外の受刑者(43.2%)より低くなっている。
 VII-12表は,「出所後の身元引受人は,だれですか」との質問に対する回答結果を,暴力団への所属の有無別に示したものである。

VII-12表 身元引受人

 暴力団関係受刑者では,配偶者(内縁関係にある者を含む。)(28.7%)が最も多く,次いで,父母(25.1%),兄弟姉妹(8.3%)の順になっており,それ以外の受刑者では,更生保護施設(24.4%),父母(23.9%),配偶者(内縁関係にある者を含む。)(14.5%)の順になっている。既婚者又は内縁関係にある者がいる者の比率は,暴力団関係受刑者では約45%,それ以外の受刑者では約27%であるから,いずれも,そのうちの半数以上が身元引受人になっていることになる。