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 平成12年版 犯罪白書 第7編/第3章 

第3章 暴力団犯罪の動向

 昭和44年以降における交通関係業過及び道交違反等交通関係法令違反を除く暴力団構成員等の検挙人員の推移を見ると,VII-3図のとおりである。

VII-3図 暴力団構成員等の検挙人員の推移

 平成11年における暴力団構成員等の検挙人員は,前年より474人(1.4%)減少し,3万2,511人となっている。そのうち,暴力団構成員の検挙人員は1万584人で,前年と比べ31人(0.3%)減少している。
 平成11年における暴力団構成員等の検挙人員を刑法犯,特別法犯別に見ると,刑法犯は1万9,611人(前年比596人減),特別法犯は1万2,900人(同122人増)となっている。さらに,暴力団構成員等の検挙人員における罪名別構成比を見ると,覚せい剤取締法違反が24.4%(7,933人)と最も高く,以下,傷害14.2%(4,618人),窃盗9.2%(3,001人),恐喝8.9%(2,889人)の順となっている(警察庁の統計による。)。
 VII-4図は,平成11年における刑法犯検挙人員に占める暴力団構成員等の人員を,VII-5図は,同年における特別法犯検挙人員に占める暴力団構成員等の人員を,それぞれ主要罪名別に見たものである。

VII-4図 刑法犯主要罪名別検挙人員に占める暴力団構成員等の人員

VII-5図 特別法犯主要罪名別検挙人員に占める暴力団構成員等の人員