法務省入国管理局の資料によると，平成11年の外国人新規入国者数は395万9,621人で，前年と比べ29万1,808人増加して，過去最高を記録した。また，11年の外国人出国者数(再入国許可による出国者を除く。)は386万1,248人で，前年と比べ31万3,664人増加した。
　平成11年の外国人新規入国者について，国籍(出身地を含む。)別に構成比を見ると，台湾が22.8％で最も高く，以下，韓国(21.1％)，アメリカ(16.0％)の順となっている。また，在留資格別に見ると，観光等を目的とする「短期滞在」が92.9％を占めている。
　我が国に在留する外国人のうち，不法残留者の数(推計値)は，平成12年1月1日現在で25万1,697人であり，過去最高を記録した5年5月1日現在(29万8,646人)以降，減少傾向にある。