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2 集団非行 III-15図は,平成11年の少年刑法犯検挙件数の共犯者数別構成比を罪名別に見たものである。共犯事件の比率が最も高いのは,強盗(75.1%)で,次いで,恐喝(62.9%),傷害(48.2%)の順であり,いずれも,成人の場合の比率(強盗23.1%,恐喝39.3%,傷害14.3%)を大きく上回っている。
III-15図 交通関係業過を除く少年刑法犯検挙件数の罪名別共犯者数別構成比 少年の非行集団の代表的なものの一つに暴走族が挙げられるが,III-16図は,最近10年間における暴走族の構成員数及びグループ数の推移を示したものである。III-16図 暴走族の構成員数及びグループ数の推移 構成員数は一貫して減少しており,平成11年には2万3,704人(前年比7.7%減)となっている。一方,グループ数は増加傾向にあり,11年には1,132(同7.5%増)となっている。グループの規模については,構成員30人以上のグループが,2年には21.3%を占めていたのに対し,11年には6.8%となっており,小規模化してきていることがうかがえる(警察庁交通局の資料による。)。 |