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第1編で見てきたとおり,少年非行の動向は,戦後第三のピークを記録した昭和58年以降減少傾向にあり,平成6年の少年刑法犯の検挙人員は,前年と比べて9,539人(4.5%)減少し,交通関係業過を除く刑法犯の検挙人員も,前年と比べて3,221人(2.0%)減の15万5,079人となっているが,人口比は0.1上昇して9.4となっている。本章においては,非行少年の実態及び特質を種々の角度から検討するが,薬物濫用については,主として第4編第4章第2節において記述する。
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