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1 窃盗事犯少年 交通関係業過を除く少年刑法犯検挙人員中に占める窃盗の比率は高く,平成6年には66.1%となっているが,これを手口別構成比で見ると,III-1図のとおりである。万引き事犯少年の職業別構成比は,中学生が41.1%で最も高く,次いで,高校生が40.5%で,その他の無職者及び有職者の比率は,それぞれ4.3%,2.7%といずれも低くなっている。同年の法務省の特別調査によって,窃盗事犯少年の犯行動機を見ると,「利欲」が71.5%,「遊び」が23.0%で,「困窮・生活苦」はわずか0.6%にすぎない。
III-1図 窃盗事犯少年の手口別構成比(平成6年) |