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 平成 5年版 犯罪白書 第4編/第2章/第2節/2 

2 交通関係業過の地域別発生率

 平成4年における交通関係業過の地域別発生率を見ると,IV-5図に示すとおりである。

IV-5図 交通関係業過の地域別発生率(平成4年)

 交通関係業過発生率の高い府県を挙げると,群馬726.1,福岡685.3,京都645.2,和歌山619.2,神奈川600.9,兵庫586.O,山梨585.4などとなっており,全国平均を上回っている地域は,合わせて18府県となっている。逆に,交通関係業過発生率の低い地域を見ると,沖縄128.9,山形267.9,島根272.0,秋田278.8,宮城280.1,岡山306.7,岩手317.3などとなっている。また,人口10万人当たりの交通事故による死亡者数を見ると,全国平均より高い地域は,山梨17.7,茨城16.6,福井15.8などで,栃木15.7,滋賀15.2などが続き,大阪6.0,神奈川6.3などは低率となっている。人口10万人当たりの負傷者数では,静岡1,058.7,群馬979.9,福岡890.O,栃木887.8,茨城804.2などが高率であり,沖縄315.3,島根364.9などが低率となっている。