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 平成 元年版 犯罪白書 第3編/第1章/第1節/3 

3 虞犯少年

 昭和62年における全国の家庭裁判所が処理した虞犯少年の終局処理人員は2,475人で,その内訳を見ると,家出が1,240人で最も多く,次いで,交友不良347人,不純異性交遊300人などとなっている。虞犯少年の年齢層別構成比を見ると,男女共に15歳未満が最も多く,男子で49.5%,女子で54.0%を占め,次いで,16・17歳が,男子で31.7%,女子で39.4%となっており,18歳以上は,それぞれ18.8%,6.7%と年齢が高くなるにつれて少なくなっている(IV-68表参照)。