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4 犯罪傾向の進度 近年,犯罪傾向の進んでいる受刑者の占める比率が増大している。すなわち,現行の受刑者分類規程が施行された昭和47年以降,犯罪傾向が進んでいると分類されたすべてのB系統受刑者の比率(各年末現在)は,年々上昇の傾向を示し,49年では63.5%となっている。その大部分は,B級,YB級及びLB級であるが,特に,B級の比率の増大が目立っている(II-53表参照)。このような犯罪傾向の進んだ受刑者の比率の増大によって,矯正教育上の困難は著しくその度を増している。
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