一　本書のかなづかいは，原則として，「現代かなづかい」および「新送りがな」により，用語は，専門用語など以外は，できる限り，当用漢字を使用した。
二　統計図表その他の計数的資料は，とくに法務省の刑事，矯正，保護の各局の提供によるもののほか，官庁統計としては，次のものにより，さらに，一部は，部外諸機関および民間の調査研究等にこれを仰いだものもある。
　警察庁の統計(警察庁刑事局)
　検察統計年報(法務大臣官房司法法制調査部調査統計課)
　司法統計年報(最高裁判所事務総局)
　矯正統計年報(法務大臣官房司法法制調査部調査統計課)
　保護統計年報(法務大臣官房司法法制調査部調査統計課)
＊行刑統計年報(法務大臣官房司法法制調査部調査統計課)
＊少年矯正統計年報(法務大臣官房司法法制調査部調査統計課)
　なお，第三編において使用した官庁統計は右のほか，次のものによった。
　日本帝国統計年鑑(内閣統計局)
＊内務省統計報告(内務大臣官房文書課)
＊警察統計報告(内務省警保局)
　刑事綜計表(司法省)
＊刑事統計要旨(司法省)
＊刑事裁判統計年報(最高裁判所事務総局)
＊監獄統計年報(司法省)
＊刑事統計年報(司法省)
　修史局明治史要附録概表(修史局)
　(＊印は，現在いずれも検察統計年報，司法統計年報，矯正統計年報および警察庁の統計に継承または統合されている。)

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〔注〕
1　警察庁の統計は，昭和三八年までは，犯罪統計書という名称を使用していたが，昭和三九年以降は，「昭和〇年の犯罪」という表題を付されているので，本書では，これらを一括して，「警察庁の統計」と呼ぶことにした。
2　昭和四二年分については，本書原稿作成時には，まだ正規の統計書が出されていないので，警察庁の統計については，警察庁刑事局作成の犯罪統計速報により，検察，裁判，矯正および保護の各統計については，統計年報資料によった。
三　本書の図表に利用した統計については，それぞれ，図または表の下部に出所を注記した。
四　統計図表中の比率，指数等は，四捨五入したものである。また，表中の-は，該当数のないもの，(すなわち零)，……は，一，二編については資料のないもの，三編については，資料のないもののほか，法令・制度の改正により，数字を計上することが適当でないものを表わす。
五　図または表の番号は，各編ごとに更新し，それぞれ一連番号を付し，ローマ数字で編を表示した。
六　統計資料は，本年八月までに入手しえた範囲で，昭和四二年分までを集録した。