調査回答者(4,179人)のうち自動車等を運転する者がいる世帯の者(3,505人(83.9%))について、過去5年間のあおり運転被害の有無を見ると、「被害あり」は580人(16.5%)であり、これを都市規模別に見ると、7-4-2-2図のとおりである。いずれの都市規模においても、「被害なし」の構成比が8割を超えた。人口10万人以上の市では、他の都市規模よりも「被害あり」の構成比が高く、政令指定都市等では、他の都市規模よりも「被害なし」の構成比が高かった。
前記(1)において「被害あり」と回答した者について、捜査機関への被害申告(被害者以外による申告を含む。以下この章において同じ。)の有無を見ると、7-4-2-3図のとおりである。「被害申告あり」の構成比は約2%であり、「被害申告なし」の構成比が約98%を占めた。なお、「被害申告あり」の理由については、「再発を防ぐため」(5人(38.5%))、「助けを求めるため」(4人(30.8%))等に該当があった。「被害申告なし」の理由については、「それほど重大ではない(損失がない、大したことではない)」が最も多く(424人(75.8%))、次いで、「捜査機関は何もできない(証拠がない)」(72人(12.9%))、「捜査機関は何もしてくれない」(44人(7.9%))の順であった。