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令和7年版 犯罪白書 第4編/第5章/第3節

第3節 その他のサイバー犯罪

サイバー犯罪のうち、不正アクセス禁止法違反及びコンピュータ・電磁的記録対象犯罪以外の犯罪(インターネットを利用した詐欺、脅迫及び児童買春・児童ポルノ禁止法違反等、犯罪の実行に不可欠な手段として高度情報通信ネットワークを利用する犯罪)の検挙件数の推移(最近5年間)は、4-5-3-1表のとおりである。検挙件数は、平成29年から増加傾向にあり、令和6年は1万1,446件(前年比4.5%増)であった(CD-ROM参照)。同年の検挙件数を罪名別に見ると、前年と比べ、犯罪収益移転防止法違反は109.8%、ストーカー規制法違反は12.0%増加した。一方、青少年保護育成条例違反は43.7%、わいせつ物頒布等は42.7%、児童買春・児童ポルノ禁止法違反は17.9%減少した。

令和6年におけるSNS(通信ゲームを含み、届出のある出会い系サイトを除く。)に起因する事犯(SNSを通じて面識のない被疑者と被害児童が知り合い、交際や知人関係等に発展する前に被害にあった事犯であって、対象犯罪は児童福祉法違反、児童買春・児童ポルノ禁止法違反等)の被害児童数の総数は1,486人(前年比10.8%減)であり、主な罪名別に見ると、児童買春・児童ポルノ禁止法違反のうちの児童ポルノ所持、提供等(414人)が最も多く、次いで、青少年保護育成条例違反(345人)、不同意性交等(287人)、児童買春・児童ポルノ禁止法違反のうちの児童買春(174人)の順であった(警察庁生活安全局の資料による。)。

4-5-3-1表 その他のサイバー犯罪 検挙件数の推移(罪名別)
4-5-3-1表 その他のサイバー犯罪 検挙件数の推移(罪名別)
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