ひき逃げ事件(人の死傷を伴う交通事故に係る救護措置義務違反)の発生件数及び検挙率の推移(最近20年間)は、4-1-2-5図のとおりである。発生件数は、平成12年以降急増した後、17年から減少傾向にあったが、令和3年以降増加し続け、5年は前年比203件(2.9%)増の7,183件であった(CD-ROM参照)。全検挙率は、平成16年に25.9%を記録した後、翌年から上昇傾向にあり、令和5年は72.1%(前年比2.8pt上昇)であった。死亡事故に限ると、検挙率は、おおむね90%を超える高水準で推移している。