7-5-5-4図 少年に対する調査 家族との夕食の頻度（ACEの有無別）
過去1年間に家族と一緒に夕食を食べた頻度をACEの有無別に見ると、7-5-5-4図のとおりである。少年院在院者、保護観察処分少年のいずれも、ACEありは、ACEなしに比べて、家族との夕食の頻度が低い傾向があり、「週に1回程度」以上の該当率を見ると、少年院在院者は、ACEあり（58.2％）は、ACEなし（75.4％）より17.2pt低く、保護観察処分少年は、ACEあり（77.6％）は、ACEなし（88.7％）より11.1pt低かった。
他者との関わり方をACEの有無別に見ると、7-5-5-5図のとおりである。少年院在院者、保護観察処分少年のいずれも、多くの項目において、ACEありは、ACEなしに比べて該当率が低い傾向にあり、特に「父親」及び「地域の人」の該当率が低い傾向が見られた。しかし、ACEありの少年院在院者の「インターネット上における人やコミュニティ」の該当率は、全ての項目において、ACEなしより該当率が高かった。
