7-5-3-1図は、調査対象の少年が、現在(少年院在院者は、少年院入院前)、誰と住んでいるかについて調査した結果を見たものである。調査対象者全体では、「父母と同居」(39.6%)の構成比が最も高く、次いで、「父又は母と同居」(38.3%)、「その他」(22.2%)の順であった(CD-ROM参照)。なお、「その他」は、一人暮らしのほか、父母のいずれとも同居せず、配偶者や祖父母、兄弟姉妹、自分の子供、それ以外の親族、友達等と同居している者である。少年院在院者は、「父又は母と同居」(39.0%)の構成比が「父母と同居」(36.1%)の構成比よりも高く、「その他」(24.8%)の構成比も一定割合あり、父母のいずれとも同居していない者が145人いた。保護観察処分少年は、「父母と同居」(46.9%)の構成比が最も高く、「父又は母と同居」(36.6%)と合わせると、8割以上が父母あるいはそのいずれかと同居していた。