ひき逃げ事件(人の死傷を伴う交通事故に係る救護措置義務違反)の発生件数及び検挙率の推移(最近20年間)は、4-1-2-5図のとおりである。発生件数は、平成12年以降急増した後、17年から減少傾向にあったが、令和4年は3年に引き続き増加し、前年比58件(0.8%)増の6,980件であった(CD-ROM参照)。全検挙率は、平成16年に25.9%を記録した後、翌年から上昇し続けていたが、令和4年は69.3%(前年比2.4pt低下)であった。死亡事故に限ると、検挙率は、おおむね90%を超える高水準で推移している。