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令和4年版 犯罪白書 第4編/第9章/第4節/1

第4節 外国人非行少年の動向と処遇
1 外国人犯罪少年の動向

4-9-4-1図は、検察庁における外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員(過失運転致死傷等及び道交違反を除く。以下この項において同じ。)の推移(最近20年間)を来日外国人少年とその他の外国人少年の別に見たものである。

4-9-4-1図 外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員の推移
4-9-4-1図 外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員の推移
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令和3年における来日外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員を国籍別に見ると、ブラジルが107人(26.5%)と最も多く、次いで、中国89人(22.0%)、フィリピン83人(20.5%)、ベトナム28人(6.9%)、ペルー21人(5.2%)の順であった。また、罪名別に見ると、窃盗が202人(50.0%)と最も多く、次いで、傷害(暴行及び凶器準備集合を含む。)49人(12.1%)、横領(遺失物等横領を含む。)25人(6.2%)の順であった(検察統計年報による。)。なお、これら来日外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員を国籍別に見るに当たっては、各国籍別の新規入国者数・在留者数に違いがあることに留意する必要がある。