京都コングレスでは,約150件のアンシラリーミーティングが開催された。同ミーティングは,教室形式,ディスカッション形式,講演会,ワークショップ,デモンストレーション等の形式で実施され,その名前(Ancillary=附属)が示すとおり,国連の公式会合ではなく,これに附属する位置付けの会合である。日本政府が主催したアンシラリーミーティングは,7-2-2-1表のとおりである。その一例として,法務省法務総合研究所研究部は,「実社会に役立つ研究」をテーマとして,パネルディスカッションを開催した(本節コラム7参照)。