昭和50年(1975年)にスイスのジュネーブで開催された第5回コングレスにおいて,拷問及び他の残虐な,非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰を受けることからの全ての人の保護に関する宣言の採択を国連総会に提言する決議が採択された。その後,同宣言を基として,昭和59年(1984年)の国連総会において,拷問等禁止条約(拷問及び他の残虐な,非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約)が採択された。