ひき逃げ事件(人の死傷を伴う交通事故に係る救護措置義務違反)の発生件数及び検挙率の推移(最近20年間)は,4-1-2-5図のとおりである。発生件数は,平成12年以降急増した後,17年から減少傾向にあり,令和2年は前年比661件(8.8%)減の6,830件であった(CD-ROM参照)。全検挙率は,平成16年には25.9%を記録したが,翌年から上昇し続けており,令和2年は70.2%であった。死亡事故に限ると,検挙率は,おおむね90%を超える高水準で推移している。