4-8-4-1図は,検察庁における外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員(過失運転致死傷等及び道交違反を除く。以下この項において同じ。)の推移(最近20年間)を来日外国人少年とその他の外国人少年の別に見たものである。
令和元年における来日外国人犯罪少年の家庭裁判所送致人員を国籍別に見ると,中国が156人(24.3%)と最も多く,次いで,ブラジル120人(18.7%),フィリピン102人(15.9%),ベトナム67人(10.4%),韓国・朝鮮45人(7.0%)の順であった。また,罪名別に見ると,窃盗が298人(46.3%)と最も多く,次いで,傷害(暴行及び凶器準備集合を含む。)71人(11.0%),横領(遺失物等横領を含む。)41人(6.4%)の順であった(検察統計年報による。)。