6-1-1-5図は,強制性交等・強制わいせつの認知件数及び被害発生率の推移(平成元年以降)を見たものである(なお,強制性交等・強制わいせつに係る刑法改正の詳細については,第1編第1章第1節16項参照)。強制性交等・強制わいせつの認知件数は,平成に入り増加傾向にあったが,いずれも15年(強制性交等2,472件,強制わいせつ1万29件)をピークとして,それ以降おおむね減少傾向にある。30年の強制性交等・強制わいせつの認知件数は,いずれも15年の約2分の1であった。