5-2-1-4図は,覚せい剤取締法違反(覚せい剤に係る麻薬特例法違反を含む。以下この項において同じ。)の成人検挙人員(警察が検挙した者に限る。)のうち,同一罪名再犯者(前に覚せい剤取締法違反で検挙されたことがあり,再び同法違反で検挙された者をいう。以下この項において同じ。)の人員及び同一罪名再犯者率(覚せい剤取締法違反の成人検挙人員に占める同一罪名再犯者の人員の比率をいう。以下この項において同じ。)の推移(平成元年以降)を見たものである。同一罪名再犯者率は,2年から低下傾向にあり,9年に50.1%まで低下したが,10年から上昇傾向にあり,30年は平成期で最も高い66.6%と元年(59.7%)と比べて6.9pt上昇した。